実生桃の栽培記録1

園芸が好きで趣味で家庭菜園をしたり再生栽培をしたりしてるのですが果樹の種からの実生栽培というものにも興味を持ったのがきっかけで数年前から育てていた桃の実生がようやく形になりそうだったので今までの記録記そうかと思いました。

今回は桃の記録ですが種を植えたからと言って親と同じものが出来る事は限りなく低い確率だと思いますがもしかしたら親よりも美味しい物が出来るという事も0ではないですからね。

まずはこちらの写真は種からの芽生えの様子です。便利な時代なのでスマホの写真フォルダ一覧から探してみたら日付もしっかり記録されていて2022年の4/8でした。なので種を蒔いたの自体は2021年となるみたいです。

そしてこちらが少し時間が経ち茎が伸びた時の写真です。こちらが4/19なので芽生えから10日程で5cmくらい伸びたのだと思います。

そこから更に時が経ちこちらが2022/6/1の写真です。芽生えから2か月ほどでかなり成長してるのが見えますね。この写真だと高さがわかりにくいと思いますが確か1mほどに成長してたと記憶しています。

更に時が経ちこちらは2023/3/27と年が変わり落葉してからの芽が動きだしたときの写真と4/12の葉が展開した写真です。写真ではまだ肥料は与えていませんがこのあたりの時期で鶏糞や牛糞の余っていたものを与えた記憶があります。

また冬の間にダコニールをかけて殺菌してみたりとやっていました。そのおかげか縮葉病なども昨年はなかったと記憶しております。

更に時が経ち5/21の写真。枝も葉もかなり伸びていますが高さは伸びていません。紐で枝を下げて自分好みの樹形にしようとしていますが今思えばもうちょっと下枝薄くしてもよかったような気がしています。

この年はこのまま剪定をしながら育てて病気対策に納豆菌を定期的に与えたりしていました。

更に時間は進み今年の4/13。2022年に芽生えだとして3年目で花が咲きました。桃栗三年というのは事実なんだなと実際に試して初めて実感します。花数自体は少ないですが綺麗に咲くものだなと思いました。開花時期としては桜が咲いた少し後にうちでは咲きました。

そしてこちらは花後の小さい実の状態の写真です。最初に説明すべきだったのかもしれませんがうちには計4本の実生の樹があるのですが(親とは性質の違うものが出来るのは織り込み済みなので一番美味しい実が取れそうなのを最終的に残すため数本育ててました)そのうちの3本が今年開花し3本とも現在このような小さな実を付けていますが明らかに見た目で差が出てきました。上の写真は毛があるまさに桃という実ですがしたの写真のものは毛が全くなくツルツルとしていてネクタリンのような感じになっています。これから先どういった実に成長するのかわかりませんが先が楽しみな結果となっています。ちなみに今年開花しなかった1本は何故花芽が付かなかったのかわかりませんがこの子の将来も気になるところです。

また今年は冬が暖かかったので殺菌したりしなかったのですが春になり葉が展開したら縮葉病になっていました…花芽が付いてるからどうしようと考えたのもあるのですがやはり殺菌はしないといけませんね。

 

このまま育てて今年実が採れるかはわかりませんが無事に実が採れて収穫や実食できたら次の記録を記そうと思います